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見守りノート / 離れて暮らす家族

離れて暮らす家族

「毎日見守って」と、頼める人はいますか

2026年6月10日 ・ 出典: 内閣府 高齢社会白書/社人研

「毎日ようすを見ていてね」と家族に頼むのは、思うより難しいものです。頼む側にも、頼まれる側にも、負担があるから。

「近くに家族がいる」前提は、崩れている

かつては、親の近くに子どもがいるのがふつうでした。でも、親と子が同居する割合は、1980年の約7割から、2015年には39%へ下がっています。三世代で暮らす世帯も大きく減りました。

65歳以上の親と子の同居率
1980年約70%
2015年39.0%

さらに、配偶者も子もいない高齢の単身者も増えています。ひとり暮らしの高齢男性のうち未婚の人の割合は、2020年の33.7%から、2050年には59.7%に達する見込みです。

「頼む」ことの、見えないハードル

「気にかけていてね」とお願いすることには、頼まれる側の負担だけでなく、頼む側の心理的なハードルもあります。相手の時間を奪ってしまう、心配をかけてしまう。そう思うと、なかなか言い出せないものです。

近くに家族がいることを前提にできない時代に必要なのは、「もっと頼みやすくする」ことではなく、「頼まなくても成り立つ」かたちの見守りなのかもしれません。お互いの距離感を保ったまま、いざというときにだけつながる。そんな関係のあり方が、これから求められていきそうです。

出典

最終更新: 2026年7月15日。統計は公表年を明記し、更新があり次第見直します。数値は原典をご確認ください。

ひとり暮らしが増える理由は、「死別」ではない → 何日も誰とも話さない。その沈黙に、気づく人はいますか →

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