見守りノート / 続ける工夫
続ける工夫何日も誰とも話さない。その沈黙に、気づく人はいますか
もし、何日も誰とも話さない生活が「ふつう」だったら。そこで異変が起きても、それは"いつもの静けさ"と区別がつきません。
ひとり暮らしの「毎日話す」は、4割に満たない
内閣府の調査によると、ひとり暮らしの高齢者で「毎日誰かと話す」人は38.9%。ひとり暮らし以外の人(80.9%)の、半分以下です。
| ひとり暮らし | 38.9% |
| ひとり暮らし以外 | 80.9% |
ひとり暮らしの約3割は、会話が週に1回以下です。つまり、何日も声を発しなくても、それに気づく人がいない、という状況が珍しくありません。
「つながりの薄さ」は、健康にも関わる
社会とのつながりの薄さは、気持ちの問題にとどまりません。東京都健康長寿医療センターの研究では、社会的に孤立し、かつ外出も少ない高齢者は、そうでない人にくらべて6年後の死亡率が約2.2倍高かったと報告されています。
見守りとは、異変を見つけることより先に、「いつもと違う」に気づける関係を日常のなかに持っておくことなのかもしれません。毎日のほんの小さなやりとりが、その関係の入り口になります。