見守りノート / データで見る
データで見る65歳以上の4人に1人が、働いている
「高齢者」と一言でくくると、かえって見えなくなるものがあります。敬老の日に合わせて総務省統計局が公表した数字は、その幅の広さを示しています。
65歳以上は3,624万人、総人口の29.6%
2026年9月15日現在の推計で、65歳以上の人口は3,624万人。前年から2万人の増加で、総人口に占める割合は29.6%と過去最高になりました。男女別では男性1,571万人(男性人口の26.3%)、女性2,054万人(女性人口の32.6%)で、女性が483万人多くなっています。
さらに細かくみると、75歳以上が2,168万人(総人口の17.7%)、80歳以上が1,288万人(同10.5%)。比較した39か国のなかで、65歳以上の割合は日本が最も高い水準です。
就業率は26.0%、65〜69歳では半数を超える
同じ資料は、働いている人の数も伝えています。2025年の65歳以上の就業者数は943万人で、22年連続の増加。就業率は26.0%で、およそ4人に1人が働いている計算です。
年齢階級別にみると差はさらにはっきりします。65〜69歳は54.5%と半数を超え、70〜74歳は36.2%、75歳以上は12.6%。いずれも過去最高の水準です。
| 65〜69歳 | 54.5% |
| 70〜74歳 | 36.2% |
| 75歳以上 | 12.6% |
| 65歳以上 全体 | 26.0% |
同じ言葉で呼ばれる人たちの、幅
65〜69歳では2人に1人が働き、75歳以上では8人に1人。同じ「高齢者」という言葉で呼ばれていても、暮らしの形はまったく違います。65歳と85歳のあいだには20年の開きがあり、その20年は人生のどの20年とも同じだけの長さです。
見守りについても同じことが言えそうです。必要とする人もいれば、まだ考えなくてよい人もいる。それは年齢だけで決まるものではなく、ひとりで暮らしているか、近くに誰かいるか、体調はどうか、といったことの組み合わせで決まります。数字は平均を教えてくれますが、目の前の人のことは教えてくれません。そこは結局、知っている人が気にかけるしかないのかもしれません。
出典
- 総務省統計局『統計トピックスNo.149 統計からみた我が国の高齢者』2026年9月20日
stat.go.jp(PDF)
最終更新: 2026年9月10日。統計は公表年を明記し、更新があり次第見直します。数値は原典をご確認ください。