見守りノート / 離れて暮らす家族
離れて暮らす家族遠くの親を、働きながら見守る
親と離れて暮らしながら、その健康や安否を気にかける。そんな「遠距離の見守り」は、いま多くの人に共通する状況です。
介護のために仕事を辞める人が、年に約10.9万人
総務省の就業構造基本調査(2022年)によると、家族の介護や看護のために前の仕事を離職した人は、1年間で約10.9万人(108,900人)。その多くは女性です。
| 年間の離職者 | 約10.9万人 |
いっぽうで、介護をしている人の約6割は、働きながらそれを担っています。仕事と見守りの両立は、けっして少数の話ではありません。
「見に行く」ことのコストは、距離とともに大きくなる
離れて住むほど、「ようすを見に行く」ことの時間的・経済的な負担は大きくなります。かといって、同居や近くへの引っ越しも、簡単に選べるものではありません。仕事を続けながら、遠くの親を気にかける。その現実的な難しさが、離職の数字の背景にあります。
毎日そばにいなくても、「今日も元気だ」が遠くからわかる。そんな小さな安心が積み重なることは、離れて暮らす家族の負担を、少しだけ軽くするのかもしれません。